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幸せを科学的に研究する人がいた
こんにちはノギーです。幸せを科学?
例の?宗教?
政治の世界にも進出を果たそうとしているあの宗教?と思われた方。
安心してください!!私は、無宗教ですから!!
そうではなく、幸せについてまじめに大学で研究をしている方がいらっしゃるんです。
思えば、「人を動かす」などの著作で有名なデール・カーネギーは、その著書「悩まずにすすめ」の中で、ニューヨークの図書館には寄生虫というタイトルがついた本が100冊以上あるのに対して、「悩み」とタイトルについている著作はわずか20冊に過ぎないと述べ、多くの人を悩ます「悩み」への対処に関する本がいかに少なく、大学でも研究されていないかを彼一流のユーモアで嘆いていました。
デール・カーネギが生きた時代から100年近く経とうとしている現代においても、私たちの人生において「悩み」は大きな問題の一つですが、大学では「幸せ」そのものを研究する時代になったんですね。
ちなみにデール・カーネギの著作は書籍でも読むことはもちろんできますが、私のおすすめはAmazon Audible(アマゾンオーディブル)で聴くことです。
Audible(オーディブル)会員登録
彼一流のユーモアを名調子で読んでくれるので、通勤中に聴いても全く苦になりませんし、かなりおすすめです。
「悩み」でどうにかなりそうな方は、是非デール・カーネギー先生の著作を読んでいただくとして、「悩み」の解消から一歩進んで「幸せ」になりたい方は、幸せになるための4つの要素を心に留めておくことをおすすめします。
幸せになるためには4つの因子があった
第一の因子 「やってみよう」因子
何事もチャレンジすることは大事なんですね。
特に自分の強みを知って、それに基づいてチャレンジすることが大事だそうです。
子育てで言うと、チャレンジしたことを褒めることと強みを見つける手伝いをしてあげるってことでしょうか。
第二の因子「ありがとう」因子
これは実感としてありますね。周囲の人間で幸せ(そうに見える)人は愚痴をいうよりも感謝の気持ちを伝えている人です。
我が子にも感謝の気持ちを伝えられるようにして欲しいですし、家族間でも「ありがとう」を言えるようにしたいですよね。
第三の因子「なんとかなる」因子
これは、前述した「悩まずにすすめ」でも取り上げられています。「明日のことを思い悩んでも仕方がない」、「今できることを精一杯」しなさいということですね。
第四の因子「自分らしく」因子
これは二つの視点から重要なんではないでしょうか。つまり自分らしくあるということと相手がその人らしいということを認めるという視点。
我が家でも兄弟を比べないように心がけています。
一言でまとめると
「感謝の気持ちをもってあなたらしく、自分のやりたいことを一所懸命やりなさい。」
かなり強引にまとめてみるとそんなところでしょうか。
ただ、4つの因子は、デール・カーネギーの著作もそうですが、コーヴィー博士の「7つの習慣」なんかにも通づるところがあるように感じます。
どちらも過去の成功者からエッセンスを抽出したという特徴がありますから、「幸せ」になるためには法則があるということなんでしょうね。
もちろん言うは易く、行うは難しですが、心に留めておいて損はありません。
子育ての指針にしておきたい
「幸せ」なんて言葉を改めて口にするのはなんだか気恥ずかしいですよね。
若かりし頃は特に、忙しい日常の中で「幸せ」っていうことを真剣に考えたりはしていなかったと思います。
けれど、親になって時々考えるんです。
子育ての目的ってなんだろう?って
例えば誰かは子供が自立するためのサポートだとおっしゃってた人もいらっしゃいました。
もちろん正解って一つではないんでしょうが、決していい大学に入れるとか医者だとか何かにさせることが目的ではないと思うんですよね。
大学にいれるとか医者になるとかは手段であって決して目的ではないと思うんです。
最終的には、やっぱり子供に私たちの手から離れてからも、子供たち自らが幸せになるってことが一番なんだろうなと思うんですよね。
私もそうなんですけれど、時々子育てをしていると親の欲目で手段を目的化してしまいそうになることがあります。
どこの大学に行くとか、学校の成績がどうとかというのは、どうでも良いわけでは決してないですが、それがすべてではないはずなんです。
子育てすることは楽しくもありながら、時々大変です。そして何より様々なことで悩みます。
それは過ぎ去ってみれば些細なことなんですが、その時々は家族にとって大問題であることが多いです。
そんな時、子育ての目的を持っておくと悩みに対する答えが見つけやすいと思うんですよね。
そしてもっというとその目的を夫婦で共有しておくと教育で不毛な言い合いをしたりしなくてよくなるんですよね。