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脳科学の進歩が目覚ましい

AIだロボットだとコンピューター関連の技術革新は目覚ましいものがありますが、実は脳科学の進歩も近年目覚ましいものがあることが知られています。

それを証拠に巷では、脳科学を私たちにも分かりやすく紹介してくれている書籍が数多く出版されています。

中には、眉唾物と思える著者も紛れていると私は感じていますが、何人かの研究者は、脳科学で明らかになったことを分かりやすくかつ丁寧に紹介くださっています。

その中でも私のお気に入りの脳科学の研究者の一人である瀧靖之さんが著した「賢い子」に育てる究極のコツは非常に多くの気づきを与えてくれる書籍でした。

 

英語教育に最適な年齢があった




2020年の教育改革によって、小学4年生から授業に取り入れられる英語。
書籍では、英語の習得すべき最適な年齢を8~10歳と結論付けています。これは、言語の発達が8~10歳にピークを迎えることが脳科学的に判明しているからだそうです。

言葉を使え分けるのもこの時期

8~10歳というのは、敬語とかを使い分け始める時期でもあるとの指摘もなされていましたが、確かに我が家の近所の子供たちも、それまで敬語なんて使ったことがないくらい、やんちゃな感じで話していた子が、小学3年生くらいから急に「・・・です」なんて言い出す子供も多い気がしています。

もちろん、幼少期からしつけによって「・・・です」「・・・ます」としっかりお話するお子さんも多いですが。

英語の早期教育は意味がない?

私は、英語の超早期教育にすぐさま挫折した身ですので、偉そうなことを言えませんが、脳科学的には英語の早期教育というものはあまり意味がないという可能性があるとの指摘もされています。

ただし、超早期に英語教育を受けている子供は英語を話せる確率は高いそうです。

しかしながら、脳に「英語」という母国語以外の音を半ば強制的に聴かせることが脳へストレスがあるやもしれないということを控えめに示唆されていることは、特筆しておかなければならないでしょう。

それぞれ身に付けるのに適した年齢

脳科学的にそれぞれ身に付けるのに適した年齢があるそうなので、いくつか紹介しておきたいと思います。

視覚・聴覚

視覚と聴覚が目覚ましい発達を遂げるのは0歳からということになります。私たちは、経験則上この時期の赤ちゃんたちが私たちの話す言葉を急速に覚えていくことを知っています。

もちろん、そうであるからこそ超早期の英語教育へと向かいたくなる誘惑にかられるのですが、この時期には音楽をたくさん聴かせてあげたり、視覚に訴える絵本を読み聞かせるのが効果的だそうです。

楽器・運動

3歳から5歳は、楽器や運動を通して器用さが最も発達する時期だそうです。このため、楽器を伴った音楽や細かな動きを要求されるフィギアや卓球などを始めるのに適した時期ということになります。

以前当ブログでも取り上げたように東大生の半数は「ピアノ」を習った経験があるとのことですが、筆者もまたこの時期に「ピアノ」を始めることの有用性を指摘していることは、記憶にとどめていても良いかもしれません。

 

語学

さて、近年最も幼児期教育で取り上げられることが多い習い事の一つである語学教育ですが、筆者は超早期の語学教育に対して懐疑的です。

語学教育の最も適した時期は、8~10歳の時期と断言しています。

コミュニケーション

10歳から思春期にかけては、コミュニケーションを伸ばすのに適した時期としています。

この時期に単独になりがちなゲームばかりに没頭することに筆者は警鐘を鳴らしています。

最適な年齢でなければ意味はないのか

ここまで、お読みいただいた方はふつふつとある疑問にぶち当たるかもしれません。それは、すなわち最適な年齢でなければ意味はないのか?という疑問です。

著者は、そのことを明確に否定していますし、私もそのことに同意します。

なぜなら、脳にとって最適な年齢であっても、その人にとっては最適ではないことは往々にしてあるからです。

脳にとって最適な時期ももちろん重要ではありますが、自分の好奇心が何に向かっているのか?そのことを大事にする必要もあるのではないでしょうか?

 

まとめ



「16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ」脳が最もよく発達する時期に物事を吸収することでより効果的に学ぶことができます。

超早期の英語教育は決して無駄ではないのでしょうが、その時期にあったもので、なおかつ子供の興味のひきそうなものを提供してあげられるのが理想ですね。

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