
忙しい私たちにとって、読書をする時間はなかなかないもの。読書をする時間の欠如は、私たちにとって悩みの種の一つなのではないでしょうか。
そんな私たちでも、本を聴く時間なら通勤中や料理中など多くの時間を割けます。
私の中で2017年最大の発見の一つがオーディオブックの利用だったといっても過言ではありません。
現在日本で利用できる最大手のオーディオブックサービスといえばFeBe(フィービー)とアマゾンオーディブルです。
その両方を使用した私の経験を踏まえて2社を徹底比較してみたいと思います。
この記事の目次
FeBe(フィービー)プレミアムとアマゾンオーディブルの比較
FeBeはサービス名が変更され、プレミアムの会員登録を受け付けないということになってしまいました(涙)
2018年3月にFeBeのプレミアムへの入会が終了だって(涙)
febeゴールド | febeプラチナ | アマゾンオーディブル | |
---|---|---|---|
月額費用 | 初回2か月間980円 3か月目から1,380円 | 2,470円 | 初月無料 1,500円(※) |
サービス | チケット1枚 | チケット2枚 | 聴き放題 |
冊数 | 20,000冊以上 | 13,000冊以上 | 10,000冊以上 |
購入方法 | WEBから | WEBから | WEBかアプリから |
解約後聴けるか | 〇 | 〇 | × |
FeBe(フィービー)プレミアムのチケットとは?
上の表だけだと分かりずらい部分もあるかと思うので、Febe(フィービー)プレミアムとチケットについて補足説明をしておきます。
FeBe(フィービー)プレミアムには、ゴールドとプラチナの2種類が用意されています。
主な違いは1か月に配布されるチケットの枚数でゴールドは月1枚、プラチナは月2枚となっています。また、使用期限もゴールドは、2か月なのに対し、プラチナは3か月となっています。
FeBe(フィービー)プレミアムのチケットとは、1枚で1冊の本と交換できるものですが、一部できない商品(まとめ買い対象商品や高額な商品)もありますが、多くは交換できるようになっています。
さらに毎月10日と20日に300ポイントずつもらえる仕組みになっていて月600ポイント分ゲットすることができます。ゴールドの場合、1,380円を支払うことによって、書籍一冊と600円分をゲットできるということです。(ただし、このポイントには、有効期限があります)
実際に利用してみての感想
feBe(フィービー)プレミアム編
私が入会したのは、FeBe(フィービー)プレミアムのゴールドコース。こちらは、先ほど述べたように月1枚のチケットが貰えます。また、月2回300ポイントずつの付与がありますから、めちゃくちゃお得です!!
書籍の量と質
これは、圧倒的にFeBe(フィービー)に軍配が上がります。2万点という冊数が多いかどうかですが、私はそれなりに多いと感じています。
日本図書館協会では、貸出比率の多い図書館の開架数(実際に手に取ることのできる本の数)の指標を示していますが、それによると人口1万人未満の公立図書館でも開架数は、44,615冊とされています。
これをみると図書館より少ないのかあと思ってしまいますが、私が実際に使用している感じだと、実際に欲しい本は我が家の近くの県立図書館よりも格段に多いです。
これは図書館には絵本や私たちがあまり読まないような本も多く含まれているせいもあるのかもしれません。
FeBe(フィービー)配信されているされている書籍は、比較的新しい作品も多いため話題になっている本も手に入りやすいのが特徴です。
少し古いですが、Wikipediaには以下のように記載されています。
2016年の年間ベストセラー(単行本・ビジネス書部門、トーハン調べ)においては、ベスト10のうち9作品のオーディオブックを配信している。
アプリの使用感
アプリの使用感は特段使いづらいということはないです。ただ、残念な点としては、アプリからは直接商品をダウンロードできないんですよね。WEB上から欲しい商品を購入してからアプリでダウンロードという流れになります。アマゾンオーディブルに慣れているとこの辺りは少し不便だなと感じました。
また、途中から読む際に、Amazon Audible(アマゾンオーディブル)の場合は、すぐさま再生を押せばよいのですが、Febeは長編の作品であればファイルが分割されているため、いちちそのファイルを選択して再生を押さないといけないのが不便ではあります。
音読の質
多くの方がFeBe(フィービー)のナレーター陣の質の高さについて高い評価を与えているように、とても素晴らしいと私も感じています。また、私が聴いている作品では、「この本を読んでいる」という言い回しが沢山でてくるのですが、そこを「この本を聴いている」に訳していました。ちょっとしたことですが、嬉しい配慮です。
アマゾンオーディブル編
書籍の質と量
アマゾンオーディブルの書籍は、聴き放題とう性質なのでしょうか、残念ながら新刊は少ないイメージです。
書籍の量は約1万点とされていますから、それなりに多いんですが、落語とかヒーリングとか要約版とか実際聴かないかなあという作品も多いんですよね。
とはいえ落語は結構聴きましたが・・・
アプリ
アプリの使用感は、さすがAmazon です。使い勝手で特に気になる点はありませんでした。
音読の質
音読の質もそれなりに私は良いのではないかと思いました。特に凄いなと思ったのが、又吉さんの「火花」も配信されるようになっていたのですが、朗読者に堤真一さんを起用されているんですよね。
朗読者に力があるとこうも楽しいものかとまさに圧巻です。
FeBe(フィービー)とAmazon Audible(アマゾンオーディブル)どっちが得か
FeBe(フィービー)とAmazon Audible(アマゾンオーディブル)のどちらが得かという問いに最もシンプルに答えるのならばFeBe(フィービー)ということになります。
書籍の量もそうでですし、一度購入した商品を退会後も聴けるのは嬉しい限りです!!
とはいえ、Amazon Audible(アマゾンオーディブル)の聴き放題も気になりますよね。
そこで、最もお得な方法は何のかというとまずは、Amazon Audible(アマゾンオーディブル)への入会をおすすめします。1か月は無料で聴き放題ですから、利用しない手はありません。
また、以下で紹介する方法を使うと3か月も無料で聴き放題になります。
私が勧める最もお得な方法は、これに決定!!
アマゾンプライムへの入会
まずは、アマゾンプライムへの入会をします。なぜならAmazon Audible(アマゾンオーディブル)は、アマゾンプライムの会員であれば3か月間無料で利用できるからです。
アマゾンプライムは初月は無料ですが、2か月目以降は費用が発生します。
私は、アマゾンプライムに入らないんてなんて勿体ないと思うほどアマゾンプライムの虜ですが、中にはそうでないという方もいらっしゃるでしょう。その場合は、月額で利用できるアマゾンプライムへの入会をおすすめします。
この場合アマゾンプライムの月額費用は、400円となっています。年額で支払うと3,900円ですから若干高くなってしまいますが、Amazon Audible(アマゾンオーディブル)の無料期間だけと割り切れば2月800円で利用できます。
アマゾンオーディブルへの入会
さあ、アマゾンプライム会員になったのならば、次はAmazon Audible(アマゾンオーディブル)への入会です。アマゾンプライムの会員は3か月間無料で聴き放題ですから、存分にAmazon Audible(アマゾンオーディブル)をご利用ください。
Amazon Audible(アマゾンオーディブル)への入会はこちら
その間、余裕があればアマゾンビデオを見るなり、お急ぎ便を無料で利用してみるなり、アマゾンプライムの会員特典もしっかり受けてみてくださいね。
きっとはまりますよ~。
アマゾンオーディブルの退会
さてさて、Amazon Audible(アマゾンオーディブル)3か月存分に楽しめば、恐らくあなたの好きなジャンルの書籍はあらかた聴き終わるころになるかと思います。
もちろん、まだまだ利用したいという場合は(ちなみに私は8か月ほど利用していました)、そのまま継続すればいいのです。ただし、この場合1,500円の費用が発生しますことをお忘れなく。
話を戻して、そろそろ退会という方は、Amazon Audible(アマゾンオーディブル)を退会する必要があります。Amazon Audible(アマゾンオーディブル)の退会は多少厄介ですので、以下の記事を参考にされることをおススメします。
アマゾンオーディブルの解約(退会)方法を画像付きで詳しく解説
febeプレミアムへの入会
さあ、Amazon Audible(アマゾンオーディブル)をすっかり堪能したのちは、いよいよFebeへの入会をしましょう。
もちろん、単品で商品を様々買い込むのも良いのですが、やはりプレミアムに入会するのが最もお得な方法です。通常2,000円程度の書籍も1か月に一枚貰えるチケットで購入できますし、ゴールドの月額費用は当初2月は980円です。もしもっと書籍が必要だという読書家のあなたは、プレミアムに入会したうえで、2冊目3冊目の書籍を購入すれば良いのです。
残念なことにFebeのプレミアムサービスは終了してしまい、それに伴いFebeという名前もなくなっててしまいました。
新たな名称はオーディオブックという極めて分かりやすい名前になりました。
あのベストセラーを今すぐ「聴く」ならオーディオブックのFeBe
まとめ
長くなってしまいましたが、空き時間を有効に活用する一つの手段として本を聴くということはとても有効だと思います。
まずはAmazon Audible(アマゾンオーディブル)へ入会し、そのあとFeBeに入会することで、お得な読書生活ならぬ聴書生活を楽しめるかと思いますので、是非参考にしてみてください。