夜9時。

どれ、子どもたちを寝かしつけようかと思っていた矢先、珍しく我が家の電話が鳴った。

電話が鳴ることなどめったにない我が家。

スワッ!!何事か。と慌てて電話に出る私。

 

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電話の相手は語りだした。

夜の9時に電話の向こうから語りだしたのは、若い男性の声。

光コラボレーションの田中(仮名)です。

こんんな夜中に電話をしてくるなんてと怪訝な私、声色にもそれは現れていただろう。

しかし、田中は気にしない。

恐らく、こんな時間にかけてくるくらいだからそんな態度を多くの人からとられているのだろう。

田中は語りだした。

「こんばんは、ただいまAUの光回線をNTTに変更する手続きをするご案内をしています。

そのためにいくつか確認させてください。」

「はあ」

その場ですぐ電話を切らなかったのは、相手が我が家が現在利用しているAU光回線の事業者であろうと思ったから・・

田中は続ける。

「お客様のお使いのモデムの下にはAUと記載されていますか?」

素直に確認する私。

後から考えれば、AUの事業者であれば、我が家のモデムの種別くらい知っていそうなもの。

「では、大丈夫ですね。」

「ただいまAUの光回線からNTTへの光回線に移行する作業をしておりまして、お客様にはNTTの工事の立ち合いをしていただくだけで現在恐らく7000円程度かかっている月額費用を5000円になるようにしています。」

「また、通信速度も現在の倍になります。」

おや、素晴らしい提案。

しかし、費用が安くなることで声色を変えたと思いたくなかった私は、声色は電話の冒頭のまますこし怪訝そうな感じを作ったが、実際は私の声色はこの時点で変わっていた。

AUの者であろう田中は、確認する。

「ただ、お客様のご親戚にAUの方などがいらして、それで契約をされていたり電力会社もAUの場合ですと回線の移行はご遠慮いただいています。」

そんなことまで気にしてくれるのか田中は。

大丈夫、我が家にはAUに勤める親戚も、電力会社もAUではない。

安心してくれ、田中。

もし、AUに勤める親戚がいたら、親戚の縁もきってしまおうかと思っていたかもしれない。

しかし、田中には急に浮つき始めたおばさんと思われたくない、私は極めて事務的に答える。

「大丈夫です。」

しかし、私は確認することを忘れない。

「ただ、AUのスマホを使用していて割引の適用を受けているのですが、だいじょうぶですか?」

「大丈夫です」

田中は自信満々に答える。

「例えば、ドコモにスマホを変えればどうなるのですか?」

「NTT回線だから大丈夫です。」

なおも、田中は自信あり気に答える。

 

田中は、聞く

「では電話回線の日程の調整をしたいと思いますので、改めてご連絡いたします。

お時間は何時がよろしいですか。」

この時点で、田中の声もさっきより少しうれしそうであったような気がしたのは気のせいではないと思う。

答える私。

「最後に下のお名前をお伺いしてよろしいでしょうか?」

「ノギーです。」

田中は、最後に光コラボレーションの田中ですといって電話を切った。

 

やはりおかしいかも

正直、通信代が高いのは気にはなっていた。

気にはなっていて、変更も検討はしていた。

しかし、ADSLだとNTTの基地局からどうやら遠い我が家は超絶遅い通信速度しか享受できないために、このまま光を続けるしかないと半ばあきらめていた。

そこに田中の話だ。

ありがとう田中と思った。

しかし、田中はどうも怪しい。

第一、AUの人間かのようにふるまっているが何故NTTを薦める?

AUは光事業から撤退するということなのか?

田中と約束した次回の電話まではまだ時間がある、それまでに調べようと思う私であった・・・
>>>詐欺!?光コラボの勧誘に引っかかりそうになった話②

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