
長男が通うヒューマンアカデミーロボット教室には年に1度全国大会なるものがあります。
その全国大会のレベルたるや本当に小学生が作ったの?と思えるくらいレベルの高い作品であふれています。
全国大会には常連校、常連の生徒も多くいらっしゃいます。
この記事の目次
ヒューマンアカデミーロボット教室全国大会の概要
日時
2018年8月25日(土) 10:15~17:00
会場
東京大学 安田講堂(本郷キャンパス内)
コンテスト内容
アイデア(創作ロボット)コンテスト
テクニカル(スピード競技)コンテスト
参加資格
地区予選を通過した「ヒューマンアカデミーロボット教室」の生徒
観覧資格
ロボット教室の生徒とその家族
加盟教室関係者
5~12歳の子どもを連れた一般(Webサイトからの事前予約申込制)
ヒューマンアカデミーロボット教室地区大会とは?
全国大会に先立ち開催されるのが、地区大会。この地区大会の趣旨は大きく分けて2つあります。
まず一つ目がテクニカル部門の予選になっていること。そしてもう一つがアイデア部門の発表の場になっていることです。
アイデア部門については、審査は所定の様式等で応募することができるのですが、発表の場を増やしてあげたいという運営側の配慮なのだと思いますが、参加資格を満たす方なら応募できる仕組みなっているようです。
中部地区大会
開催日:7月23日(月)受付開始12:00/開会12:30/閉会 17:00(予定)
会場:愛知県産業労働センター ウインクあいち 大ホール(地図はこちら)
九州地区大会
開催日:7月26日(木)受付開始12:00/開会12:30/閉会16:30(予定)
会場:福岡市科学館 サイエンスホール(地図はこちら)
関東地区大会
開催日:7月29日(日)受付開始12:00/開会12:30/閉会16:15(予定)
会場:日本科学未来館 未来館ホール(地図はこちら)
北日本地区大会
開催日:8月1日(水)受付開始12:00/開会12:30/閉会 15:30(予定)
会場:仙台市福祉プラザ ふれあいホール(地図はこちら)
西日本地区大会
開催日:8月7日(火)受付開始12:00/開会12:30/閉会16:00(予定)
会場:大阪府立男女共同参画・青少年センター ドーンセンター(地図はこちら)
全国大会に出るか出ないかが大切なんじゃない
長男の制作した作品が全国大会に出るか出ないかはさして重要でないと考えるようにしています。
長男の一言で気が付かされた親のエゴ
もちろん、全国大会になんて出られたら鼻高々で親としてもうれしいですよ。
うれしいですからついつい長男に「ロボット今日は作らないの?」とかいらぬプレッシャーをかけてしまってたところがあるんですよね。
そのことに気が付いたのは、長男が夫に「なんだか最近ママがロボット、ロボットってうるさくて嫌だな」と話したのを聞いたのがきっかけです。
ロボット教室、そしてロボットが大好きな長男。
本人も全国大会に出たいだろうし、出ることで自信にもつながるだろうと私が必要以上に力が入っていたようです。
そして、心のどこかで、ロボット教室の全国大会に出場することが親として一つの成功なのではないかと思っていたような気がします。
私のそんな態度が影響して、長男にとって楽しいはずのロボット作りが、楽しいものでなくなってしまっていたのでしょう。
その反省を踏まえて思うのです。
全国大会に出ることが目標ではないと。
自分が想像したものを作ろうとするキラキラとした目。
思った通りに動かなくて嫌になってイライラしている仕草。
それでもあきらめないで試行錯誤を繰り返すときの真剣さ。
それらの体験が彼にとっては何よりも大切なんだろうと改めて気が付かされました。
今年も全国大会には多くの作品が寄せられるでしょう。日ごろともにロボット教室で学ぶ仲間はもちろん、違う教室で学んでいるロボットを作ることが大好きな仲間たち。
その一つ一つの作品にきっとそれぞれの想いがあり、ささやかなドラマがあるに違いありません。
ロボット教室全国大会に応募することで得られる3つのこと
ヒューマンロボット教室主催の全国大会に応募することは、たとえ全国大会に出場することができなくても得られるものがあると思います。
チャレンジ精神
通常のロボット教室では、与えられたマニュアルに沿ってロボットを組み立てます。その後試行錯誤をしながら、改造するという流れなのですが、ゼロから1を作り上げる行為というのは、やはり難しいものです。
ただ、その難しいことにチャレンジしていくことでチャレンジ精神が培われると感じます。
観察する目
新たなものを作り上げるとき、多くは動物や乗り物などを作成することになるのですが、そうすると必然的に物の仕組みがどうなっているのかということを観察する契機になります。
周囲の子供たちからの刺激
周囲の子供たちが思い思いの作品を作り上げているのを間近にみることで、自分が思いつかなかったことや新たな歯車の動きなどを見て感じることができ、新たな刺激につながります。
物事に熱中することとそれから
改めて全国大会に応募するからというわけでもないのでしょうが、一心不乱にロボット作りに熱中することは、大好きなものに一所懸命に取り組む姿勢を養えると感じています。
そして、その一所懸命に取り組んだことは、取り組んだ子供しか感じえないその年の一つの思い出になるのではないでしょうか。