子どもって大人が思っている以上に大人同士の会話を聞いているものですよね。
我が家の次男は、しっかりしているとは対極にいる感じの男の子なんですが、それでもやっぱり大人の会話には敏感なようです。
ここ最近我が家では私がメルカリやフリルなどを始めたこともあり、私としてはそれほど意識はしていないのですが、メルカリの話をしていたのだと思います。
次男が売りたいもの①
そんなある日、部屋を散らかしっぱなしの次男にそろそろ玩具をかたずけないといけないよね~なんて話をしていたら、12月はクリスマスで両家の祖父母やらサンタクロースからいただいたおもちゃが多くなっていたせいもあるのでしょう。
「これはもういらない」
「メルカリで売る!!」
なんて言い出すのです。いらないといったおもちゃは去年のクリスマスに買ってもらった、仮面ライダーの剣です。
確かに、仮面ライダーはシリーズが変わってエグゼイドからビルドには変わったよ。
変わったけれど、最近まで友達が来れば必ずポーズをとったりして楽し気に遊んでいたというのに・・・
もういらないのか!!と子供心の移気にさみしさを感じぜずにはいられませんでした。
思わず私は「物を大事にしないのなら何も買ってもらえないよ!!」
なんて少し強めに行ってしまいました。
ただ、次男がこの先本当に使わないのならただただしまっておくよりも、売ってしまう方が物を大切にしたことになるのではないかなんて後から少し強くいったことを後悔はしています。
メルカリの社長も物を大事にするために始めた事業みたいなこと言ってた気がします。
とはいえ、折角買ってもらったものなのだから、大事に遊んでほしいんだよなあ。
次男が売りたいもの②
それからしばらく、私に少し強めに言われたことを根に持つような次男ではありませんが、「メルカリで売りたいものがあるんだよね」と私に相談してきました。
「メルカリでは必要のないものしか売れないんだよ」と教えると「うん」との答え。
今回は、前回の反省もあって何を言われてもあまり強くは否定しないようにいこうと思ってました。
もし次男がそのときいらないと思って、実際に売ってしまった後にやっぱり必要だったなと思う後悔も時には必要なのかもしれないと考えたからでした。
「で、次男君の売りたいものってなあに?」
そう聞いた私への次男の答えがあまりにも酷すぎました。
もじもじしながら言った答えは
「・・・・ママ」
おい!!ママって私か!!
なんと無慈悲な子供に育ってしまったのか・・・なんと罪深い男なんだろう・・・・親の顔が見たいとはこのことです。
「ママは売れないよ。いなくったら次男君だって困るでしょ?」
と返すのが精いっぱい。
「大丈夫だよ」といたずらっぽく笑う次男・・・
そしてその一部始終を聞いていた旦那がいった一言
「メルカリよりフリルの方がいいと思うよ。」
「確かにフリルの方がいいね、手数料かかんないからね。っておい、人身売買はどっちもだめだろ。っていうか母親売ろうなんて駄目に決まってるでしょ(怒)」
夫にはなぜか軽く殺意すら覚えちゃいましたよ。