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やっぱり憧れるヌメ革のランドセル
ランドセルの冠(かぶせ)の大部分がクラリーノへとなりつつありますが、そうはいってもやはり天然皮革の素材のランドセルを持たせたいという親御さんは相当数いらっしゃるのではないでしょうか?
我が家でも本物の良さを知り、物を大切にする気持ちを持って欲しいということで、天然皮革のランドセルを第一に検討していました。
その中でもやはり、一度は憧れるのがヌメ革素材のランドセルです。
あの、何とも言えない黄土色のランドセルは我が子がもてばきっと可愛いだろうななんて親ばかぶりを隠さずに色々と夢想しちゃうわけです。
porterのランドセルって正直おしゃれなの?購入するとき気を付けたいこと。
ヌメ革ランドセルを購入するには覚悟が必要
おしゃれな色合いのヌメ革ランドセルは、巷でもっと人気になってもいいはずなのに、私の周りではヌメ革のランドセルを購入したとか購入する予定というママさんにあったことがありません。
確かに、ヌメ革と似ている色の牛革やクラリーノ素材のランドセルを持っているお子さんはちらほらといるのですが、ヌメ革のランドセルというと全くいないです。
それもそのはずヌメ革を購入するには、相当な覚悟が必要なんです
価格が凄い
ヌメ革のランドセルの価格は、土屋鞄では10万円程度と非常に高価な部類に入ります。
私たちが土屋鞄にお邪魔したときにも、ヌメ革のランドセルは、凛とした佇まいで、値段相応の扱いを受けていました。
価格も凄いですが、おしゃれな感じもハンパなかったですね。
アフターケアが必要
ヌメ革の特性として、抑えておかなければいけないのは、ヌメ革は水に弱いということです。
「天然皮革なんて、基本水に弱いでしょ」とお考えのあなた。
ヌメ革の雨に対する弱さは、他の天然皮革とは大違いです。
というのは、他の天然皮革は防水加工を施したりしているのですが、ヌメ革はそうでない場合が多く、雨に濡れるとしみになったりするんです。
そのため、雨の日は必ずランドセルカバーをする必要がありますし、さらに1~2月に一度はクリームでケアしてあげなければいけないのです。
これらのデメリットを受け入れてヌメ革のランドセルを購入するには、やはり相当な覚悟が必要です。
ヌメ革ランドセルで検索すると土屋鞄のランドセルばかり
それでも、ヌメ革のランドセルの購入を検討しているというあなた。
私は、そんなあなたを尊敬してしまいます。
私は、雨にぬらしてはダメですと土屋鞄の店員さんにしきりに言われて、すっかりあきらめてしまいましたから。
「ヌメ革のランドセル」で検索すると上位表示されるのは、土屋鞄ばかり・・・
それ以外にもヌメ革のランドセルってないの?という方のためにヌメ革のランドセルを販売している土屋鞄以外の工房を紹介しておきます。
価格も少しこなれていますので、土屋鞄のデザインでなくても良いという方はぜひ検討対象にしてみてください。
土屋鞄以外のヌメ革のランドセル販売店
ナガエかばん
愛知県は名古屋市にある鞄工房です。
この会社のことは、正直初めて知りました。ただし、愛知県界隈はランドセル制作が盛んな地域のようです。
どうでもいいことですが、ナガエ鞄のロゴマークって「幸」っていう字が二つ並んでいるんですね。会社名とどいう関係があるのか気になります。このロゴマークからは全く「ナガエ」って読めないし、想像もできないのは、私の知識が足りないからなのでしょうか。
デザインは、それなりですが、土屋鞄と比べてかなりリーズナブルです。
村瀬鞄行
こちらも愛知県名古屋市の会社です。
ネットでは、単なる商社じゃないのかといった批判も一部あるようですが、ランドセルづくりを真面目に行っているという会社であることは間違いないようです。
ただし、ヌメ革のランドセルの売切れは相当早いです。
2018年は6月初旬には売り切れていいたようです。
ランドセル選びで失敗しないために
ランドセル選びで失敗しないためには、戦略が必要です。
お子様がどんなランドセルが欲しいのかあるいはどんなランドセルを持たせたいのか早めにすり合わせをしておくことが必要です。
本当に人気のランドセルって売り切れるの早いですから!!
2019年以降に三越伊勢丹でランドセルを購入する人のために発売後すぐに売り切れた商品を記録しておこう