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ランドセルの部位 背カンについて調べてみました

ランドセル
ランドセル選びをしていると聞きなれない名称が当たり前のように使われています。
冠(かぶせ)だとか、ベロとか背あてに背カン・・・
背あてや背カンは背中にあたる部分なんだろうけど、実際はどの部位かというのは、知らなかったりするものです。
中でも「背カン」はフィットちゃんを使用していますだとか、天使の羽ですとか、実際の部位がどれだかは分からないのに(私だけ!?)、名称だけ頭にはいってはいるんですよね。
背カンとは?
背カンとは、ズバリランドセル本体と肩にかけるベルトをつなぐものになります。
現在ではあまりないようですが、私が小さい頃は、乱暴な男の子なんかは、高学年くらいで背カンの部分が壊れてしまったという子が、何人かいた記憶があります。
それだけ、強度が必要とされる部位であるのだろうと思います。
また、あるランドセル工房のホームページには、「背カンによりランドセルの背負い心地や軽さの感じ方が随分変わってくる」と記載されていますので、ランドセルで最も重要な機能の一つを担っていると言えます。
ちなみにランドセルの背カンがあまり関係ない感じなのは、三越伊勢丹で購入できるporterのランドセルですね。
背カンの種類
背カンには3つの種類があります。それぞれ特徴を見ていきましょう。
固定型背カン
今ではあまり見かけなくなりましたが、肩ベルトが固定されているランドセルです。背負いづらいというデメリットがあるため、あまり採用されていないようです。とはいえ、固定されている分壊れずらいというメリットがあります。
ただ、他の2つの背カンについても万が一壊れたとしても、6年間保証のランドセルが殆どですから他の背カンに比べての優位性は低いといえます。
連動型背カン
肩ベルトの部分が左右同時に同じ幅だけ開くタイプのものです。
連動型背カンの代表的なメーカーといえば、なんといってもセイバンが制作している「天使の羽」です。
メリットとしては、左右対称にベルトが動くことで重心が中心にくるという点です。
ただし、走り回ったり飛び回ったりしている場合は、体の重心が右に左に大きく動きますので、その際片側のベルトが浮き上がるといったことが起こります。
「天使の羽」は、ランドセルの重心を上にあげることに着目して作られ、重心をあげることでランドセルが背中にフィットして、重さを軽減することに成功しています。
非連動型背カン
非連動型背カンで有名なのがフィットちゃんランドセルです。
肩ベルトが左右別々に動くのが非連動型背カンの特徴です。
メリットとしては、なんといっても体にフィットしやすくそのためランドセルの重さを感じずらい点にあります。
フィットちゃんの実験によると肩への圧力が50パーセント軽減されたという結果も出ていますから、同じ重さのランドセルでもとても軽く感じるのではないでしょうか?
池田屋ランドセルの背カンの動画がありました。
オリジナルな作りになっていますが、非連動型の背カンのイメージが付くかと思います。
結局どの背カンが良いの?
背カンには3つの種類があることが分かりました。
けれど、実際にはどの背カンが良いのだという声が聞こえてきそうです。
こればかりはお子様が実際に背負ってみてということにはなりそうですが、連動型もしくは非連動型の背カンを選ぶことを基本に考えてみることをおすすめします。
ランドセル選びに失敗しないために
我が家では長男のランドセルを選ぶ際、ランドセルの素材やデザインにばかり目がいってしまい背負いやすさなどは二の次でした。
けれども、ランドセルはデザインのみならず機能面も大幅に改良されています。
やはり、毎日使うものですから素材やデザインと同様、背負いやすさや使いやすさも重視したいところです。
そのためには、なんといってもお店に行って現物を見るということに尽きます!!
ラン活は大変だわ
とはいえ、工房系やら百貨店オリジナルなどたくさんの種類がありすぎて目移りする中であれやこれやとラン活を繰り広げるのは、もう大変です。
こだわればこだわるほど一日や二日で終わらないものになってしまうでしょう。
買い物自体を楽しめるというご家庭ならそれでも全く問題ないでしょうが、1,2回ランドセルを探しにいけば6歳になったかならないかの我が家のような男なんて間違いなく飽きてしまいます。
ましてやランドセル購入時期が早まっている昨今、我が息子に5月、6月の段階で自分が来年から小学校に上がるという自覚をどのくらい現実味を帯びて感じているのか正直甚だ疑問なんですよね。
2019年以降に三越伊勢丹でランドセルを購入する人のために発売後すぐに売り切れた商品を記録しておこう
我が家のラン活は?
6月になってもまだランドセル購入の決め手に欠いている我が家。なぜだか私が一所懸命ランドセル探しをしている一方、息子をはじめ夫もラン活なんてどこ吹く風。
まあ、必ずしも人気ブランドでなければいけないということでもないから、今を謳歌して小学校入学の機運が高まってから買ってもそれでいいのだけれど・・・
あまり多くの店舗を回るのは、面倒くさがり屋の次男にはちょっと厳しいかなあとも思っているので、代表的な背カンの背負い具合をチェックして、やっぱりネットで購入しちゃおうかなあと感じています。
背カンはフィットちゃんで、ブランドはオロビアンコっていうランドセルは何気によさげかなあとも思っています。
オロビアンコのランドセルってあるんだって方は、オロビアンコのランドセルの評判とかををご覧ください。
ラン活って楽し気だけど、あまりやりすぎると我が家の場合、なんだか疲れそうだからほどほどにしておきます。